英語の数字を聞き取るとき、「え、今何て言った?」と困った経験はありませんか?実は、英語の数字は発音方法を体系的に覚えることで、驚くほど聞き取りやすくなります。この記事では、基本の数え方から複雑な表現まで、英語の数字をマスターするための実践的なコツをお伝えします。
英語の数字が聞き取れない3つの理由
英語の数字でつまずく日本人が多いのには、明確な理由があります。

似た音の数字を混同してしまう
thirteen(13)とthirty(30)、fourteen(14)とforty(40)など、似た音の数字は日本人が最も苦手とする部分です。アクセントの位置が重要なポイントになります。
- thirteen(サーティーン):後ろにアクセント
- thirty(サーティ):前にアクセント
- fourteen(フォーティーン):後ろにアクセント
- forty(フォーティ):前にアクセント
ネイティブの省略発音に対応できない
リアルガチリスニングの省略発音法則に基づくと、数字でもさまざまな音の変化が起こります。
たとえば「twenty」は法則1(D/G/P/Tが消える)により「トゥウェニー」と聞こえ、「thirty」は「サーティ」ではなく「サーリー」(法則4:TがLに変化)として発音されることが多いのです。
桁の大きな数字の構造を理解していない
million、billion、trillionなどの大きな数字は、日本語の「万」「億」とは桁の区切り方が異なります。英語は3桁ずつ区切るため、慣れるまで混乱しやすいのです。
基本の数字(1-100)完全マスター法
まずは基礎となる1から100までの数字を、発音のコツとともに覚えましょう。

1-20の基本数字
| 数字 | 英語 | カタカナ発音 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | one | ワン | – |
| 2 | two | トゥー | – |
| 3 | three | スリー | THの音に注意 |
| 11 | eleven | イレヴン | – |
| 12 | twelve | トゥエルヴ | – |
| 15 | fifteen | フィフティーン | 後ろアクセント |
| 18 | eighteen | エイティーン | 後ろアクセント |
10の位(20-90)
十の位では、省略発音が頻繁に発生します。
| 数字 | 英語 | 標準発音 | 省略発音 |
|---|---|---|---|
| 20 | twenty | トゥウェンティ | トゥウェニー(Tが消える) |
| 30 | thirty | サーティ | サーリー(TがLに変化) |
| 50 | fifty | フィフティ | フィフリー(TがLに変化) |
| 80 | eighty | エイティ | エイリー(TがLに変化) |
複合数字(21-99)の読み方
21から99までは「十の位 + 一の位」の組み合わせで表現します。
- 21 = twenty-one(トゥウェニーワン)
- 35 = thirty-five(サーリーファイヴ)
- 48 = forty-eight(フォーリーエイト)
- 67 = sixty-seven(スィクスティセヴン)
大きな数字と小数点の表現方法
ビジネスや日常会話で頻出する大きな数字も、ルールを覚えれば簡単です。
千・万・億の英語表現
英語の数字は3桁ごとに区切ります。日本語との対応を理解することが重要です。
| 日本語 | 英語 | 数字 | 読み方例 |
|---|---|---|---|
| 千 | thousand | 1,000 | one thousand |
| 百万 | million | 1,000,000 | one million |
| 十億 | billion | 1,000,000,000 | one billion |
| 一兆 | trillion | 1,000,000,000,000 | one trillion |
複雑な大きな数字の読み方
実際の数字では、複数の単位が組み合わさります。
- 2,500 = two thousand five hundred
- 45,000 = forty-five thousand
- 1,200,000 = one million two hundred thousand
- 3.5 billion = three point five billion
小数点と分数の表現
小数点は「point」で表現し、分数には専用の読み方があります。
| 表記 | 読み方 | ポイント |
|---|---|---|
| 3.14 | three point one four | 小数点以下は一桁ずつ |
| 0.5 | zero point five / half | 0.5はhalfとも言う |
| 1/2 | one half | – |
| 3/4 | three fourths / three quarters | 4分の3はquartersも使用 |
序数詞と日付・時刻の読み方
「1番目」「2番目」を表す序数詞は、日付や順位で必須の表現です。

基本の序数詞
序数詞には不規則変化があるものが多いので、しっかり覚えましょう。
| 基数 | 序数 | 読み方 | 省略形 |
|---|---|---|---|
| 1 | first | ファースト | 1st |
| 2 | second | セカンド | 2nd |
| 3 | third | サード | 3rd |
| 4 | fourth | フォース | 4th |
| 5 | fifth | フィフス | 5th |
| 21 | twenty-first | トゥウェニーファースト | 21st |
日付の読み方パターン
日付は複数の読み方があります。アメリカ式とイギリス式で順序が異なることも覚えておきましょう。
- March 15th, 2024 = March fifteenth, twenty twenty-four
- 15th March, 2024 = the fifteenth of March, twenty twenty-four
- 3/15/2024 = March fifteenth, twenty twenty-four(アメリカ式)
- 15/3/2024 = the fifteenth of March, twenty twenty-four(イギリス式)
時刻表現の基本パターン
時刻も数字の知識が重要になる場面です。
| 時刻 | 読み方1 | 読み方2 |
|---|---|---|
| 9:00 | nine o’clock | nine |
| 9:15 | nine fifteen | a quarter past nine |
| 9:30 | nine thirty | half past nine |
| 9:45 | nine forty-five | a quarter to ten |
よくある質問
thirteenとthirtyの聞き分けができません。コツはありますか?
アクセントの位置が決め手です。thirteen(13)は「サーTEEN」と後ろにアクセント、thirty(30)は「THIR-ティ」と前にアクセントがきます。また、文脈でも判断できます。年齢なら30代の可能性が高く、日付なら13日の可能性が高いでしょう。
大きな数字を聞いたとき、桁数がわからなくなります
英語は3桁ごとに区切ることを意識しましょう。「three million four hundred thousand」なら、million(百万)の位に3、thousand(千)の位に400が来るので3,400,000です。慣れるまで紙に書いて練習することをお勧めします。
ネイティブが言う数字が早すぎて聞き取れません
省略発音に慣れることが重要です。twenty(トゥウェニー)、thirty(サーリー)など、語尾の音が変化することを知っていれば聞き取りやすくなります。リアルガチリスニングの省略発音9つの法則を学ぶことで、数字以外の聞き取りも大幅に改善されます。
電話番号やクレジットカード番号の読み方で困ります
長い数字は一桁ずつ読むのが基本です。「1234」なら「one two three four」、「0」は「zero」または「oh」と読みます。相手が早く話す場合は、遠慮なく「Could you repeat that slowly?」と聞き返しましょう。
まとめ
英語の数字をマスターするには、基本の読み方・アクセントの位置・省略発音のパターンを体系的に学ぶことが重要です。似た音の数字は文脈とアクセントで判断し、大きな数字は3桁区切りの英語式に慣れることで確実に聞き取れるようになります。まずは1-100までの基本数字から始めて、日常会話で実践練習を重ねていきましょう。

