「considerって何かで聞いたことがあるけど、thinkとの違いが分からない」「ネイティブが使うconsiderが聞き取れない」とお悩みではありませんか?considerは「〜を考慮する」「〜だと思う」という意味で、ビジネス英語でも日常会話でもよく使われる重要な動詞です。この記事では、considerの基本的な意味から使い方、thinkとの違い、さらに派生語まで詳しく解説します。
considerの基本的な意味と使い方5パターン
considerには複数の意味があり、文脈によって使い分けられています。ネイティブスピーカーが日常的に使う主な5つのパターンを見てみましょう。

1. 「〜を考慮する・検討する」
最も基本的な意味で、何かについて慎重に考えるときに使います。
- I’m considering your proposal.(あなたの提案を検討しています)
- We need to consider all options.(すべての選択肢を考慮する必要があります)
- Please consider my request.(私のお願いを検討してください)
2. 「〜だと思う・みなす」
人や物事をある状態だと判断するときに使われます。
- I consider him a good friend.(私は彼を良い友人だと思っています)
- She’s considered very talented.(彼女は非常に才能があるとみなされています)
- This is considered normal behavior.(これは普通の行動だと考えられています)
3. 「〜することを考える」
将来の行動や計画について考慮するときに使います。
- I’m considering moving to Japan.(日本への引っ越しを考えています)
- Have you considered studying abroad?(留学を考えたことがありますか?)
- They’re considering changing their strategy.(彼らは戦略の変更を検討しています)
4. 「〜を思いやる・配慮する」
他人の気持ちや状況に配慮するという意味でも使われます。
- Please consider others’ feelings.(他人の気持ちを配慮してください)
- You should consider your family’s opinion.(家族の意見を考慮すべきです)
5. 「重要だと思う・価値があると考える」
何かを重要視したり、価値のあるものとして扱うときに使います。
- I consider this issue very important.(この問題をとても重要だと思います)
- Education is considered valuable by most people.(教育はほとんどの人にとって価値のあるものと考えられています)
considerとthinkの違いを具体例で理解
多くの日本人が混同しがちなconsiderとthinkの違いを、具体的な使い分けポイントと共に解説します。

思考の深さと時間の違い
considerは「じっくりと考える・検討する」という深い思考を表し、thinkは「思う・考える」という一般的な思考を表します。
| consider | think |
|---|---|
| I’m considering your offer.(あなたのオファーを検討中です) | I think your offer is good.(あなたのオファーは良いと思います) |
| 慎重に検討している状態 | 単純な意見・感想 |
文法的な使い方の違い
considerは「consider + 人/物 + 形容詞/名詞」の形で使えますが、thinkは通常この形では使えません。
- ○ I consider him smart.(彼は賢いと思う)
- × I think him smart.
- ○ I think (that) he is smart.(彼は賢いと思う)
フォーマル度の違い
considerはビジネスや学術的な場面でよく使われ、thinkよりもフォーマルな響きがあります。
- ビジネス:We will consider your proposal carefully.(ご提案を慎重に検討いたします)
- 日常会話:I think it’s a good idea.(良いアイデアだと思います)
considerの派生語と関連表現
considerから派生した重要な単語とその使い方を覚えることで、語彙力を効率的に向上させることができます。

派生語一覧
| 単語 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| consideration | 考慮・検討 | Thank you for your consideration.(ご検討いただきありがとうございます) |
| considerable | かなりの・相当な | There was considerable damage.(相当な被害がありました) |
| considerably | かなり・相当に | The price has increased considerably.(価格がかなり上がりました) |
| considerate | 思いやりのある | He’s very considerate of others.(彼は他人への思いやりがあります) |
| inconsiderate | 思いやりのない | That was inconsiderate behavior.(それは思いやりのない行動でした) |
よく使われる表現パターン
ネイティブがよく使うconsiderを含んだ表現を覚えておくと、リスニング力向上に役立ちます。
- take into consideration:考慮に入れる
- under consideration:検討中
- consider it done:任せてください(もう完了したも同然)
- all things considered:すべてを考慮すると
- consider yourself lucky:運が良いと思いなさい
ネイティブ発音でのconsiderの省略パターン
実際のネイティブの会話では、considerも省略発音の法則に従って変化します。リスニング力向上のために重要なパターンを確認しましょう。
語尾のRの変化
considerの語尾「-er」は、法則4(TがD/Lに変化)により「-ダー」と聞こえることがあります。また、アメリカ英語では語尾のRが強く発音されるため「コンシダァー」のように聞こえます。
連結による変化例
法則6(連結)により、consider + 他の語との組み合わせで音が変化します。
- consider it → コンシダリッ(r・iが連結、itのTが消える)
- consider all → コンシダロール(r・aが連結)
- considering → コンシダリン(法則1でGが消える)
短縮形での使用
日常会話では、considerを含む文で助動詞や be動詞の短縮が頻繁に起こります。
- I’m considering → アム コンシダリン
- You’re considered → ユァ コンシダード
- It’s considerable → イツ コンシダラブル
よくある質問
considerとregardの違いは何ですか?
considerは「検討する・〜だと思う」という意味で幅広く使われますが、regardは「〜とみなす・〜に関して」という意味で、より形式的な場面で使われます。「regard A as B」(AをBとみなす)の形で使うことが多く、considerよりもさらにフォーマルな響きがあります。
「consider about」という表現は正しいですか?
「consider about」は文法的に正しくありません。considerは他動詞なので、直接目的語を取ります。正しくは「consider something」または「think about something」を使いましょう。例:「I’m considering the job offer.」(そのジョブオファーを検討しています)
considerの過去形・過去分詞は何ですか?
considerは規則動詞なので、過去形・過去分詞ともに「considered」です。発音は「コンシダード」で、語尾の-edは「ド」と発音されます。受動態でもよく使われ、「be considered」(〜と考えられている)の形で頻出します。
ビジネスメールでconsiderを使う時の注意点はありますか?
ビジネスメールでは「Thank you for considering our proposal」(ご提案をご検討いただきありがとうございます)や「Please consider this matter carefully」(この件を慎重にご検討ください)のような丁寧な表現でよく使われます。considerはthinkよりもフォーマルなので、ビジネス文書に適しています。
まとめ
considerは「検討する・考慮する・〜だと思う」という意味を持つ重要な動詞で、thinkよりも深い思考や慎重な検討を表します。ビジネスシーンから日常会話まで幅広く使われ、派生語も豊富に存在するため、しっかりと使い分けを覚えることが大切です。
ネイティブの省略発音では、語尾の変化や連結により「コンシダー」が「コンシダァー」や「コンシダリッ」のように変化することも理解しておくと、リスニング力の向上につながります。まずは基本的な使い方から始めて、徐々に派生語や表現パターンも身につけていきましょう。

