「洋画を見ていて急に虫の鳴き声が聞こえてきた。セミって英語でなんて言うんだろう?」こんな疑問を持ったことはありませんか?日本の夏を代表するセミですが、英語圏でも当然セミは存在します。この記事では、セミの英語表現と、実際にネイティブがどう発音しているかを詳しく解説します。
セミの英語表現と基本的な発音
セミは英語で「cicada」と言います。しかし、ネイティブの実際の発音は教科書通りではありません。

cicadaの正式な発音
辞書では「cicada」は /sɪˈkɑːdə/ または /sɪˈkeɪdə/ と表記されています。カタカナで表すと「シカーダ」または「シケイダ」となります。
ネイティブの実際の発音
しかし、ネイティブが日常会話で「cicada」と言うとき、以下のような省略発音になります:
- シカダ:語尾の「ダ」部分で、法則1(D/G/P/Tが消える)により最後のaが曖昧に
- シケイダ:アメリカ南部でよく聞かれる発音
- シクェイダ:早口になると「ci」部分が曖昧に
セミに関連する英語表現とその聞こえ方
セミについて話すとき、cicada以外にも様々な表現が使われます。

セミの鳴き声を表す表現
セミの鳴き声について話すとき、ネイティブは以下のような表現を使います:
| 英語表現 | ネイティブ発音 | 意味 |
|---|---|---|
| cicada song | シカダ ソング | セミの鳴き声 |
| buzzing sound | バジンサウン | ブンブンという音 |
| chirping | チャーピン | 鳴く音(Gが消える法則1) |
よく使われるフレーズ
実際の会話では以下のようなフレーズでセミが話題になります:
- 「Do you hear that cicada?」 → 「ジュヒアザッシカダ?」(法則7の短縮 + 法則5のTH変化)
- 「The cicadas are loud tonight」 → 「ザシカダザラウドゥナイ」(法則1でTが消える + 法則8のtoの変化)
- 「I can’t stand the cicada noise」 → 「アイキャンスタンザシカダノイズ」(法則1でTが消える + THがZ音に)
地域による違い
アメリカでは地域によってセミの呼び方が変わることがあります:
- 17-year locusts:17年周期のセミ(厳密にはイナゴではない)
- periodical cicadas:周期ゼミ
- dog-day cicadas:夏に鳴く一般的なセミ
ネイティブ発音での聞こえ方
これらも省略発音の影響を受けます:
- 「seventeen-year locusts」→「セヴンティーンイア ロウカス」(法則1でTが消える)
- 「periodical cicadas」→「ピリオディカル シカダズ」(法則3でNTのTが消える)
なぜセミの発音が聞き取りにくいのか
セミ(cicada)やその関連表現が聞き取りにくい理由を、省略発音の9つの法則から解説します。
主な原因
cicada自体はそれほど複雑な省略発音はありませんが、セミについて話すときの文脈や前後の単語で大きく変化します:
- 連結(法則6):「hear a cicada」→「ヒアラシカダ」のように単語がつながる
- 短縮(法則7):「there’s a cicada」→「ゼアザシカダ」のように短縮形が連結
- TH音の変化(法則5):「that cicada」→「ダッシカダ」のようにTHがD音に
実際の会話例
以下は実際によく聞かれる会話での発音変化です:
| 書き言葉 | ネイティブ発音 | 適用法則 |
|---|---|---|
| I heard a cicada | アイハーダシカダ | 法則4:TがD + 連結 |
| Listen to the cicadas | リスンダザシカダズ | 法則8:toの変化 + 法則5:TH変化 |
| Can’t stand cicadas | キャンスタンシカダズ | 法則1:Tが消える + 連結 |
練習のポイント
セミの発音を正確に聞き取るには:
- 単語単体ではなく文脈の中での音変化に注意
- 「シカダ」の「ダ」部分は弱く発音されることが多い
- 前後の単語との連結パターンを覚える
よくある質問
セミは英語圏の人にとって一般的な昆虫ですか?
はい、特にアメリカでは非常に一般的です。17年周期や13年周期で大量発生する「periodical cicadas」は大きなニュースになるほど身近な存在です。そのため「cicada」という単語も日常会話でよく使われます。
「cicada」以外にセミを表す英語はありますか?
地域によっては「locust」と呼ぶこともありますが、厳密にはイナゴを指します。また、「jar fly」(南部)や「dry fly」という俗称もありますが、「cicada」が最も正確で一般的な表現です。
セミの鳴き声を英語でどう表現しますか?
英語では「bzzzz」「whirr」「drone」などで表現します。日本語の「ミーンミーン」「ツクツクボウシ」のような擬音語は英語にはあまりありません。むしろ「buzzing」「humming」「droning」といった動詞で鳴き声の特徴を表現します。
映画やドラマでセミの話題が出たとき、何に注意して聞けばいいですか?
セミの話題では「hot summer」「noisy」「17-year cycle」などの関連語彙が一緒に出てきます。これらの単語の省略発音(「hot」→「ハッ」、「seventeen」→「セヴンティーン」など)も併せて覚えると、文脈から「cicada」の話だと推測しやすくなります。
まとめ
セミは英語で「cicada」と言いますが、ネイティブの発音では「シカダ」「シケイダ」のように聞こえます。重要なのは、単語単体の発音よりも文脈の中での音変化です。「I heard a cicada」が「アイハーダシカダ」と聞こえるように、前後の単語との連結や省略発音の法則を理解することで、自然な会話の中でもセミの話題を正確に聞き取れるようになります。


