「アラサーって英語でなんて言うの?」と疑問に思ったことはありませんか?実は「アラサー」を直訳した英語表現は存在せず、ネイティブは全く違う表現を使います。この記事では、アラサーの英語表現から年齢に関するネイティブならではの表現まで、リスニングで聞き逃しやすい省略発音と合わせて詳しく解説します。
「アラサー」の英語表現と基本的な年齢の言い方
「アラサー」は日本語独特の表現で、英語には直接対応する単語がありません。ネイティブが実際に使う表現を見ていきましょう。

「アラサー」に最も近い英語表現
「アラサー」を英語で表現する際は、以下のような表現が使われます:
- around thirty – 30歳くらい
- in my thirties – 30代
- thirty-something – 30代の人
- approaching thirty – 30歳に近づいている
ここで注意したいのが省略発音です。「around thirty」は実際の会話では「アラウンサーティ」ではなく、法則1(Dが消える)と法則4(TがDに変わる)により「アラウンダーディ」のように聞こえます。
基本的な年齢の言い方
年齢を表す基本表現も、実際の発音では大きく変化します:
| 書面上の英語 | 実際の発音(カタカナ) | 省略法則 |
|---|---|---|
| I’m twenty-eight | アム トゥウェニエイト | 法則3(NTのTが消える) |
| She’s thirty-two | シズ サーディトゥー | 法則4(TがDに変わる) |
| He’s in his thirties | ヒズ イン イズ サーディーズ | 法則7(短縮形) |
ネイティブが使う年齢表現の実践例
教科書では教わらない、ネイティブが日常会話で実際に使う年齢表現を紹介します。

カジュアルな年齢表現
ネイティブが友人同士で使うくだけた表現には、以下のようなものがあります:
- I’m pushing thirty – 30歳に近づいている(少し抵抗感のあるニュアンス)
- I’m hitting thirty soon – もうすぐ30歳になる
- I’m on the wrong side of thirty – 30歳を過ぎている(ユーモラスな表現)
- I’m thirty-ish – 30歳くらい
「I’m pushing thirty」は省略発音で「アム プッシン サーディ」(法則1のGが消える)のように聞こえます。また「hitting thirty」は「ヒディン サーディ」(法則1のTが消え、法則1のGも消える)となります。
婉曲的な年齢表現
年齢を直接言いたくない時に使われる表現も覚えておきましょう:
- I’m over the hill – もう若くない(40歳を過ぎた頃から使用)
- I’m not getting any younger – もう若くない
- I’m a certain age – ある年齢(具体的に言いたくない時)
- I’m old enough to know better – 分別がつく年齢
「I’m not getting any younger」では、「not getting」が法則1(Tが消える)と法則1(Gが消える)で「ナ ゲディン」のように省略されます。
年代別の表現
各年代を表す表現と、その省略発音も確認しておきましょう:
| 年代 | 表現 | 省略発音 |
|---|---|---|
| 20代 | in my twenties | イン マイ トゥウェニーズ |
| 30代 | in my thirties | イン マイ サーディーズ |
| 40代 | in my forties | イン マイ フォーディーズ |
| 50代 | in my fifties | イン マイ フィフディーズ |
年齢に関する会話でよく使われるフレーズ
年齢の話題でネイティブがよく使うフレーズを、省略発音と合わせて覚えることで、リスニング力が飛躍的に向上します。
年齢を尋ねるフレーズ
年齢を尋ねる際の丁寧な表現から、カジュアルなものまで:
- How old are you? → 「ハウ オル ダー ユー?」(法則4:oldのDがLに変わってareと連結)
- What’s your age? → 「ワッス ユア エイジ?」(法則7:What isの短縮)
- Mind if I ask how old you are? → 「マイン ディファイ アース ハウ オル ユ アー?」(法則8:ifのfが弱く、askがアースに)
年齢について答えるフレーズ
年齢について答える際の自然な表現:
- I just turned thirty → 「アイ ジャス ターン サーディ」(法則1:turnedのDが消える)
- I’m about to turn thirty → 「アム アバウ ダ ターン サーディ」(法則4:aboutのTがDに、toがダに)
- I’ll be thirty next month → 「アル ビー サーディ ネクス マンス」(法則1:nextのTが消える)
誕生日に関する表現
誕生日の話題でよく出る表現も確認しておきましょう:
- When’s your birthday? → 「ウェンズ ユア バースデイ?」(法則7:When isの短縮)
- My birthday’s coming up → 「マイ バースデイズ カミン アッ」(法則1:GとPが消える)
- I’m having a birthday party → 「アム ハヴィン ダ バースデイ パーディ」(法則4:partyのTがDに)
具体的な会話例
実際の会話では以下のような流れになります:
A: “So, how old are you turning?” → 「ソ、ハウ オル ダー ユー ターニン?」
B: “I’m gonna be thirty-two.” → 「アム ガナ ビー サーディートゥー」
A: “Wow, you don’t look it at all!” → 「ワウ、ユー ドン ルッ キ ラ ロー!」
この会話では法則7(going toがgonnaに短縮)、法則1(don’tのTが消える)、法則4(lookのTがLに変化してitと連結)、法則6(at allが連結)などの省略発音が多用されています。
よくある質問
「アラサー」を英語で説明する時はどう言えばいいですか?
日本の「アラサー」という概念を英語で説明する場合は、”It’s a Japanese term that means ‘around thirty years old’ or ‘people in their thirties'”と説明できます。「アラウンド・サーティ」から来た造語であることを付け加えても良いでしょう。
年齢を聞かれて曖昧に答えたい時はどうすればいいですか?
“I’m in my thirties”(30代です)や”I’m thirty-something”(30代のどこかです)、”Old enough”(十分大人です)などの表現が使えます。特に”Old enough”は「それを知るのに十分な年齢」という意味で、具体的な数字を避けられます。
ネイティブの年齢表現が聞き取れない理由は何ですか?
年齢に関する数字(thirty、forty等)は省略発音の影響を強く受けるためです。特に「T」が「D」に変わるフラップT(法則4)や、語尾の子音が消える現象(法則1)により、教科書通りの発音とは大きく異なって聞こえます。
「thirty」と「thirteen」の聞き分けのコツはありますか?
アクセントの位置が重要です。「thirty」は「サー」にアクセント、「thirteen」は「ティー」にアクセントがあります。また会話中では「thirty」は法則4により「サーディ」のように聞こえることが多く、「thirteen」よりもDっぽい音が強くなります。
年齢の話題を避けたい時の自然な表現はありますか?
“Age is just a number”(年齢はただの数字)、”I prefer not to say”(言わない方がいいです)、”Let’s just say I’m experienced”(経験豊富とだけ言っておきます)などの表現が使えます。これらは失礼にならない範囲で年齢の話題をかわせます。
まとめ

「アラサー」は“around thirty”や”in my thirties”で表現でき、ネイティブは様々な婉曲表現も使いこなします。重要なのは、これらの表現が実際の会話では大幅に省略発音されることです。「thirty」が「サーディ」に、「getting」が「ゲディン」になるなど、9つの省略発音法則を理解することで、年齢に関する自然な会話が聞き取れるようになります。今日から意識してネイティブの発音を聞いてみてください。

